近況・雑記

柿の種でハワイへ!?全国柿の種吹きとばし大会

僕の住んでいる町のお隣の南部町は、柿の産地です。
そこでは毎年、「全国柿の種吹きとばし大会」がおこなわれています。

優勝商品は、ハワイ旅行！
ということで、柿の種でハワイへ！？というキャッチコピーがポスターには印刷されています。
※鳥取の羽合(ハワイ)ではありません。

これまで、一度も参加を検討したことすらなかったのですが、今年は行ってきました。

きっかけは、
・夏にスイカの種飛ばしをしたら、かなり飛ばせた(主観的な満足度、記録はない)
・テレビで、芸人さんがスイカの種飛ばしをするというどうでもいい番組を見て、意外におもしろかったのと、その人よりは飛ばせる自信があったこと。
などがあります（←それこそどうでもいい）

スイカと柿の種は全然違いますが、
ある夜、食後に柿を食べて、家の外の道路で吹きとばしをしてみたところ、かなり飛びました。
大股で歩いて、１０歩以上はあったので、がぜんやる気がでてきたのです。

そこで、去年の優勝記録を調べてみると、14メートル台でした。
「はじめてでこれだけ飛ばせたんだから、練習したらもう余裕だろ」と気分はもう優勝です。

しかし、余裕でいたら、参加申し込み期限が、過ぎていました。
ところが、さすがそこは南部町さん。
こういう、うっかりさんのために、当日参加枠まで用意してくれていたのです。


ということで、当日、受付時間に会場へ行き、無事参加することができました。
ここから写真で、当日の様子をお伝えします。

駐車場係りの人から、柿色のジャンバーを着ています。

柿のマスコットキャラ。富有柿にちなんで、フーちゃんとユーくんの２体がいます。

会場の体育館はこのようなかんじ。

開会式では、まじめに競技説明があります。

そして、激しい戦いに備え、みんなで準備運動。
ガイナーレ鳥取のマスコットキャラ・ガイナマン(←はじめて見た)といっしょにガイナマン体操。

静かな音楽が流れる中、競技開始です。
とくに、実況やアナウンスがあるわけでもなく、ひとりひとり淡々と柿を食べ、その種を吹きとばしていきます。
このように。

それを記録係の柿色ジャンバーのスタッフが速やかに計測。

そして、すぐに記録表が手渡されます。

なんというか、盛り上がりに欠けるというか、むしろ厳かな雰囲気すら感じさせる進行でした。


何をするにも自信の持てない田中が、なにかひとつでも日本一になれば、変われるかも、という思い出参加しましたが、
結果は、９．０５メートルで２４位というなんとも微妙な位置。
来年リベンジってほどの記録でもないし・・・

余裕とか言って、調子にのってすみませんでした。


※柿の種吹きとばし大会のことが伝わらなかった人のために、競技規則から抜粋して紹介します。

定義
　柿の種吹きとばし競技は、自らの口で吐く息を利用して柿の種を前方に吹き飛ばし、その到達点までの飛距離を競うことをいう。

競技、測定方法等
(３)競技に使用する柿は、主催者が準備した特産の富有柿とし、吹き飛ばし前にその果肉部分を充分に味わって食べ、その種を使用して吹き飛ばしを行う。なお、その種を故意に加工して使用することはできない。食べた柿の果肉部分に種がなかった場合に限り、再度、柿を味わって食べることができる。

吹き飛ばしの条件
(２)恒常的に口に挿入している入れ歯以外の道具(吹矢の器具等)を用いてはならない。　

競技参加者の心得
(２)柿の種を吹き飛ばすことにより、公衆道徳に反すること、他人に不快感を抱かせることを行ったことのある者は、競技終了後に、以後公衆道徳を守り柿を愛することを誓うものとする。


以後、柿を愛することを誓います。

会場で友達と会って、帰り際にしみじみ思いましたが、こういう大会に友達と出られるってことが、幸せなことですね。