出産をふりかえって(田中妻)

お久しぶりです、田中(妻)です。

月日がたつのは早いもので、息子が生まれて今日で39日。


赤ちゃんのペースに合わせて暮らしていると一日がほんとにあっという間すぎてびっくりします。

かつてガッツ石松系だった息子は少しずつふくふくしてきて、もうかわいさ天井知らず(親はみなこう言うでしょうね)

寝息がグレムリンみたいだったり、おならが大人ばりに大きかったり、水鉄砲かってくらい勢いよくウンチを飛ばしたりと、日々おもしろいです。


息子が生まれた日のことは夫が詳しく書いていますが、


フルコースのお産【お産レポート①】緊急入院

フルコースのお産【お産レポート②】促進剤・バルーン・点滴 
 
フルコースのお産【お産レポート③】緊急帝王切開


ほんとに自分のお産がどんなものになるかなんてわからないものですね。
 私は自然分娩しか予定していなかったし、理想としても「自然分娩」で「夫の立ち合い」を希望していました。いつ陣痛がきてもいいように夫と準備してきたし、自分でもその日を楽しみにしていたのです。
 陣痛をこらえながら深夜車で夫と向かうイメージを抱いてどきどきわくわくしていました。
ところが息子のへその緒の位置の問題により予定日よりはやく、自然な陣痛を待たず、陣痛促進剤を使用、さらには最終的に緊急帝王切開。と、まったく予想していなかった正反対ともいえる展開になりました。

陣痛はほんとに波のようにくるんですね。きたきたきた、キターーー!ってかんじですごかったです。でもそのまま下からのお産という最終ゴールが見えれば耐えられたと思います。

痛みハイライトは、陣痛きながらの腰に麻酔打たれる瞬間。超絶つらかったです。

しかし、結果的に子宮口9センチまでいったというのは自分なりにがんばったなと思っています。

麻酔が効いてきても「もし確認されずに突然切られはじめたらどうしよう」という不安で「もう切るんですか?」と聞くと、「確認するから大丈夫ですよ」「今相当強くつねってますけど、痛いですか?」とやや笑いながら言われました。

お腹を切られ「赤ちゃん出るよ!」と強く体をゆすられたときは麻酔きいてるはずなのにけっこう痛かった。

そして聞こえた産声。姿は見えなかったですが、息子の声を聞いた瞬間に涙がでました。
手術室の人が涙を拭いてくれました。
とにかく心をふるえて、言葉になりませんでした。

あとからしみじみ思いだすと、それは言葉にするなら「命の輝き」を感じた瞬間だったんだと思います。

お腹のなかで一緒に過ごした10ヶ月。うれしかったり、心配で涙が出たり、いろいろなことがありました。生まれた今でもそうですが、一日の終わりにはお腹の子の無事に感謝し、明日への祈りで終わる毎日でした。

いろいろあったけど無事に生まれてきてくれたこと、とにかくそれに感謝です。

今後はまた日々思うことなど少しずつ書く予定ですので、またよろしくどうぞ!














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